- 2009-08-09 (日) 10:41
- レンタルサーバ
レンタルサーバとして、VPSサーバの利用を考えている方はきっと多いはずです。
その方たちから時々、「商用利用できるのか?」と言う意見を良く耳にします。
ここでは、VPSサーバは商用利用に耐えられるのか?どのプランを選べば商用利用に耐えられるのかということを中心に簡単にお話したいと思います。
VPSサーバて、仮想マシンなんですよね。
仮想マシンと言う言葉は以前から良く耳にしたことある方もいると思いますが、代表的なものにXenと言う仮想化技術があります。
私は、NTTのグループ会社でサーバ運用のお仕事をしていたころ、運用しているサーバのスタンバイサーバを仮想マシンに置き換えることをやっていたので、いろんなノウハウと現実的なパフォーマンスなどいろんな分野を制覇してきました。そういう経験を踏まえ、レンタルサーバにてVPSサーバの現状をお話します。
安いプランは個人利用と割り切る
はっきり言いますと、「格安」とか「ライト」プランと言うVPSサーバは商用利用のようなアクセス数に耐えることが出来ません。これはどこの会社のVPSと言うことではなく、スペックの問題です。
たいてい、ライトプラン、格安プランと言う場合、HDDは10GB、メモリは128~360MB、CPUは500MHzと、昔のPCを自宅サーバとしているようなものです。
それに、仮想化技術と言うのはひとつのホストマシン(土台となる物理マシン)の上に複数の仮想マシンが収容されており、その仮想マシンをVPSサーバとして提供されます。
問題は、自分のVPSサーバのほかに同じホストマシン(物理マシン)が何台稼動しているのか、どのくらい負荷がかかっているのかということ。
多くの格安プラン、ライトプランと言うプランのVPSサーバでは、それより上のプランのVPSサーバよりもたくさん仮想マシンがいる物理マシン上で稼動させられていることが多いのです。
そりゃそうで。たくさんお金を出している人たちには快適に作業してほしいですからね。
だから、格安プラン、ライトプランというVPSサーバは、そのアクセス規模にもよりますが商用利用には向いていません。
上位プランと言えども仮想マシンは遅い
しかし、上位のプランにしたからと言ってもそれほどパフォーマンスがよくなることはありません。
それは仮想化技術全体的に言えることですが、ひとつの物理サーバに収容される仮想マシンの台数が増えれば増えるほど、その性能は、台数に比例どころか指数関数的下がっていくのです。
ひとつの物理マシンにひとつの仮想マシンという方法でVPSサーバを提供しませんよね。
それなら物理サーバそのものを貸し出したほうが良いですから。
なので、上位プランと言えど複数の仮想マシンが収容されていると言うことを念頭に入れておく必要があります。
ただ、その分物理マシンを専用サーバとして借りるほど料金はかからず、また申し込みからサービス利用までそれほど時間がかからないと言うメリットはあります。
ただ、個人的には商用利用するのであればVPSサーバは選びません。
そう、私が構築してきたXenの仮想マシンなんかでも、そのすべてがスタンバイ機でしたからね。
しかも、レンタルサーバ企業のVPSプランみたいなスペックの低い仮想マシンではなく、CPU1コアに1台ペースの仮想マシンでそれなりにパフォーマンスが出ていた仮想マシンです。
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