- 2009-08-02 (日) 13:52
- ストレージ
皆さんはRAIDボリュームの最適なサイズと言うのをご存知であろうか。
「RAIDなんてたくさんのHDDで組めばいいじゃないの?」と思われている方は多いと思いますが、実はそこには最適なサイズと本数と言うのあったりするのです。
何が問題?
まず何も考えずにすべてのHDDで1つのRAIDボリュームを作ったとしましょう。
10本でRAID5を組むと、実際に使えるボリュームサイズは9本弱と言うことになります。
このように多数のHDDでRAIDを組めばそれなりに大容量のボリュームを使用できるようになりますが、これではRAID自体の信頼性を落としていると言うとになります。
さらに、RAIDボリュームのイニシャライズ、リビルドにかかる時間も長居時間かかり、非常に扱いにくいRAIDボリュームとなるのです。
RAIDを組む際に使うHDDの数
上記の問題点を改善する方法としてこの「RAIDで使用するHDDの本数を減らす」と言うことがあげられます。
たとえば、同じ10本のHDDを使った構成だとしても5本でひとつのRAID5を組むと、4D*1Pと言う構成となり、そのRAIDボリュームが2つ作成することが出来ます。
このように少ない本数(4~6本)で構成するRAIDの場合、当然しようできるRAIDボリュームのサイズが減りますが、RAIDの性能やRAIDの扱いは非常に簡単になります。
また、同じRAID5でも1つのRAIDボリュームで構成するのと、2つのRAIDボリュームで構成するのとでは、壊れても良いHDDの数が変わってきます。
1つのRAIDボリュームで、RAID5では1本まで。
しかし、2つのRAIDボリュームでは2本まで壊れることが出来ます。
(※各RAIDボリュームでは1本しか壊れることが許されないのは変わりません)
私の考えるRAIDと言うものは、バックアップ用とではないということがまず第一名のですが、2番目に重要なことは大容量が良いことではないということです。
RAIDを組むことは、パフォーマンスをどれだけ下げずに信頼性をあげるのか?という技術だと思うので、そういう使い方は止めるべきなのです。
関連する記事
- RAID再入門その5:HDDの選び方
- RAID再入門その7:RAIDの復旧できますか?
- RAID再入門その4:RAIDのパフォーマンス
- RAID再入門その5:RAIDカードのあれこれ
- 企業でよく構築されるRAIDとは
- Newer: RAID再入門その7:RAIDの復旧できますか?
- Older: RAID再入門その5:HDDの選び方
コメント:0
トラックバック:0
- このエントリーのトラックバックURL
- http://www.yamakawa.us/raid/177.html/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- RAID再入門その6:RAIDボリュームの最適サイズ from yamakawa.us