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RAID再入門その5:HDDの選び方

RAIDにおいては、構成するRAIDレベルやRAIDカードに目がいきがちなのですが、それと同じくらい大事なものがHDDの選び方です。
RAIDのパフォーマンスや容量は、すべてHDDが物を言う世界なので、このHDDの選び方もある程度知っておかなければなりません。

ここでは、ケースごとに最適なHDDの選び方を説明したいと思います。
HDDは物によっては非常に高価なものなので価格を安く抑えるのであれば知っておいたほうが良いといえます。

バックアップ用途

バックアップと言うのはしなくても良いものですが、あると万が一のために利用できます。
結構バックアップに対しては無頓着と言うユーザが多いのが事実です。
そんなバックアップ用途のRAIDであれば、高価なSASやSCSIのディスクを利用する必要はありません。

MTBFが低くて敬遠されがちですが、SATAのHDDをこういうバックアップで利用するのが効果的です。
正直、RAIDの組み方次第でSASやSCSIで組んだRAIDの性能に近づけることが出来ます。

SATAのHDDでRAID10を組んだらすごい性能を発揮すると思われます。

サーバのOS用

ラックマウントサーバやブレードサーバでは、もちろんRAID1(ミラーリング)を選ぶのが一番です。それも、SASやSCSIのようなMTBFの高いHDDで組むことをお勧めします。
こういうサーバのOS用でしたらそんなに多くのHDDが必要なわけではなく、たいていのサーバでしたら36GBか72GBほどの低容量のHDDで十分です。
そのHDDを2台もしくは3台でミラーリングを組めばそれほどコストはかからないと思います。

サーバのデータ用

これは、ラックマウントサーバで多数のHDDが搭載されるモデルの場合がほとんどです。
ブレードサーバや1UサーバにはHDDが2本程度しか入らないので、当てはまらないです。

サーバのデータ用RAIDの考え方は非常に難しく、トータルで必要な容量と言うものがサーバを設計する段階では検討が付かないから、RAID5で容量を確保するか、RAID10で容量を抑えて高速化を図るか、と迷うわけです。

逆に、サーバを設計する前にこの必要なサイズを徹底的にシュミレーションすることが必要になります。上限容量が決まりさえすれば、後はそれに見合ったRAIDレベルでRAIDを構成するのみなのです。

話がずれてしまいましたが、このデータ領域で使われるHDDは、サーバでは使用するHDDの種類は統一するのがセオリーなので、SASならSAS、SATAならSATAを選択します。

ただ、RAIDを組んでいると言う前提の下、SASよりもSATAでRAIDを構築するほうがコストをかけずに運用することが切ると思います。

SASであろうと、SATAであろうと、SCSIであろうと壊れるときはどれも壊れるのです。
経験的にSATAだから壊れやすいと言うものではありません。SASのHDDを使っていてもバンバン壊れていた経験もあります。

お金に余裕があればすべてSASのHDDで構成するほうが良いのですが、コストを抑えると言うスマートな考え方をお持ちなのでしたらSATAと言う選択肢の大いに活用できるはずです。



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コメント:1

HODA 10-12-14 (火) 13:03

シュミレーション → シミュレーション

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