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CentOS5.3のnetinstallをUSBメモリに入れてインストール

私が持っているLenovo ideaPad s10eにはCDやDVDのドライブがありません。
ネットブックPCなので仕方無いですが、こういうネットブックを使った人たちにとってOSのインストールと言うのはとっても悩むところなんですよね。

ドライブが無いからと言ってもOSをインストールするときにはどうしてもCD/DVDでの選択を余儀なくされてしまいます。
でも、ドライブからインストールってかなり面倒で嫌な人が多いと思います。
私も面倒で嫌ですね。

そんなわけで今回は、Redhat系ディストリビューションのCentOS5.3のnetinstall媒体をUSBメモリに入れて、そこからインストールできるようにする準備をしてみたいと思います。

USBブートって言う言葉を耳にすることが多い昨今ですが、一度やり方を知ってしまえば結構便利なのでぜひ覚えておいてください。
今回はCentOS5.3でやりましたが、最近のCentOS系ならどれでも同じ作業でしょう。
後は応用を利かせてください。

必要な物

Fat32にフォーマットできる32MB以上のUSBメモリ(netinstal自体10MB無いので)
netinstall媒体
ダウンロードはhttp://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.3/isos/i386/CentOS-5.3-i386-netinstall.iso

USBメモリのフォーマット

USBメモリをFAT32ファイルシステムにフォーマットします。
私は、Windows VISTAのDiskPartコマンドを使ってフォーマットしました。
その手順は以下です。

DISKPART> list disk
DISKPART> select disk 1  ←必ずUSBメモリを指定してください。
DISKPART> clean
DISKPART> create partition primary
DISKPART> select partition 1
DISKPART> active
DISKPART> format fs=fat32
DISKPART> assign
DISKPART> exit

中にはFAT32でフォーマットできないUSBメモリがありますのでご注意ください。
その場合、
「FAT32 は選択されたボリュームではサポートされていません。
別の種類のファイル システムを選択して再実行してください」
というメッセージが表示されます。素直に別のUSBメモリに変えることをお勧めします。

netinstallの中身のコピー

ダウンロードしたnetinstall媒体はISO形式のファイルだと思います。
DAEMON TOOLSなどの仮想ドライブにnetinstallをマウントすると、
isolinuxというディレクトリ、TRANS.TBLと言うファイルが現れます。
isolinuxディレクトリをダブルクリックすると、boot.catかから始まる13個のファイルが表示されます。
そのすべてをコピーして、フォーマットしたUSBメモリに貼り付けてください。

コピーしたファイルの中で、「isolinux.cfg」と言うファイルの名前を「syslinux.cfg」に書き換えてください。

syslinuxのダウンロード

syslinuxをhttp://www.kernel.org/pub/linux/utils/boot/syslinux/からダウンロードしてください。バージョンは最新のものでよいでしょう。
syslinuxをダウンロード後、適当な場所に解凍しておきます。
今回はDドライブに解凍しました。

解凍したディレクトリへ移動します。
cd d:syslinux-3.82

syslinux-3.82ディレクトリの中の「win32」と言うディレクトリへさらに移動します。
cd win32

USBブートのためのおまじない
こういうUSBを使ったインストールでは、ただコピー下だけでは起動できない場合がほとんどです。
今回の場合もただ単にUSBへコピーしただけでは起動できず、ブートローダーをUSBメモリへインストールしてあげないといけません。

最後にやることはこのブートローダーのインストールです。
USBメモリのドライブパスが「f」、syslinuxを解凍してsyslinuxプログラムが保存されている場所(カレントディレクトリ)が「d:syslinux-3.82win32>」
であることを確認します。

そこで次のコマンドを実行します。
syslinux -ma f:

問題が無ければ何もエラーは表示されず、プロンプトが返ってくるだけです。
これでUSBから起動するnetinstall媒体の出来上がりです。

後は、USBから起動してFTPやHTTP、NFS経由でインストールできるようになると思います。
そのネットワークインストールの方法は個人で調べてください。
そっちのほうが実は大変だったりするんですよね。

その他、今回作成したnetinstall用のUSBメモリはレスキューシステムの媒体としても利用できますのでLinuxエンジニアの方であれば作って持っておく意味は十分にあると思います。



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