- 2009-11-13 (金) 22:39
TechCrunchによると、無料~低価格料金で利用できるVoIPサービスを提供している「Gizmo5」をGoogleが約3千万ドルで買収したと言うことが明らかになりました。
Gizmo5と言うには、皆さんご存知のような「Skype」と似たようなサービスを提供している企業です。VoIPサービスを提供すると言うことは一致していますが、その実現方法がGizmo5とSkypeとでは全く異なります。
一応、Skype vs Gizmo5と言う見方が一般的で、以前はSkypeがGizmo5を買収するなんていう話題も出ていました。さあ、今回Gizmo5をGoogleが買収したわけですが、これによりGoogleサービスがどのように変わるのか考えてみたいと思います。
現在、米国内だけですが、Google Voiceという電話転送サービスが提供されています。
これは、米国内の固定電話番号か携帯版語をお持ちの方でしたら簡単にGoogle Voiceのアカウントを取得でき、Google Voiceが提供する電話番号(米国固定電話のような番号)を取得できます。
Google Voiceというのは電話転送機能を持っていますが、独自電話回線を使ってサービスを提供しているわけではないので「電話」ではありません。
と言うことは、Google Voiceの電話番号を使った発信元電話というものが実質無いに等しいのです。さらに言えば、着信電話も固定されていません(これがGoogle Voiceのよさですけど・・)。
現在、Gizmo5にはGoogle Voiceのバックエンドとして動作するように設定できます。
これは、Google Voice側、Gizmo5側でもそういう風に設定することができます。
つまり、Gizmo5と言うVoIPサービスの発信元番号をGoogle Voiceの電話番号として利用することができるのです。Gizmo5が固定電話化されてしまうのです。
今までGoogleにはGoogle Talkと言うチャットソフトがありましたが、このGoogle Talkという微妙なサービスとGizmo5、さらにはGoogle Voiceをミックスすることで、チャットもできて、VoIP通話もできて(無料)、固定電話の番号が使える・・・と、無料のコミュニケーションツールが出来上がってしまうわけなんです。
現時点においてもGoogle Voice+Gizmo5を組み合わせて使えば、米国内だと固定電話および携帯電話に対して無料通話ができてしまうのです。
これに、チャット機能など更なるコミュニケーションサービスがミックスされることになると、そりゃーものすごいことになるでしょうね。
Gizmo5をGoogleが買収するのはある程度予想されていたことなんですが、果たして買収後はどのようなサービスが提供されるのか、これから非常に楽しみです。
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